ポーカーから学ぶ投資の教訓
チャーリー・マンガーが第二次世界大戦中に軍隊に駐屯したとき、アラスカはどの戦闘からも遠く、その間チャーリーはポーカーを上手くプレイする方法を学んだ。
そして彼は投資に関する貴重な教訓を発見した。
「オッズが自分にとって不利な場合はフォールドする（ゲームを降りる）必要があり、オッズが明らかに自分に有利であるときには大きな賭けをすることができる。」
これについてはパリミュチュエル方式の賭けシステムで説明した。
ここから詳細を説明する。
マンガーは確率論について学ばなければ、片足男の尻蹴りコンテストのような人生を歩むことになると言った。片足でも尻蹴りは可能だが、他の全員を有利にさせていることになる。
どのような確率論を知る必要があるか？
「我々は現代の金融理論について聞いたことがないかのように、フェルマーとパスカルのように考えようとする。」
ピエール・ド・フェルマーとブレーズ・パスカルは17世紀の数学者で当時の手紙の交換で確率論の基礎を築いた。
彼らは手紙のやりとりの中でディシジョンツリーと条件付き確率について議論した。
コイントスコンテストでAさんとBさんがそれぞれ100ドルずつ賭けたとする。
5回先に表が出たらAさんが勝ち、5回先に裏が出たらBさんが勝つ。最初にコインを投げる前に表裏それぞれが出る確率は50%であることを知っている。しかし途中経過を見て、それまでに4回表が出て、裏は3回しか出ていない場合、確率はどう変化するか？
Aさんが4-3でリードしていた場合Aさんが勝つ確率はどれくらいか？
ここではディシジョンツリーが必要になる。
ここから合計3つの異なる結果がある。
Aさんは5-3または5-4で勝つことができ、Aさんは4-5のとき負ける。
ここで最も確率が高いのは5-3で勝つことである。
これらの確率を合計すると、ゲーム開始時のAさんの勝率は50%であったが、4-3のリードがある場合は勝率が75%となる。
さらにこれはAさんが賭けをしている場合、この状況でゲームを終了するために少なくとも150ドル、つまり、賭け金全体の75%を提供されることを意味する。
全体の賭け金200ドル × 0.75 = 150ドル
私たちは日々、ディシジョンツリーと条件付き確率で分析できる決定に直面するが、この例えほど明確ではない。
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