リミット
↑ランキング参加中です!1クリックが励みになります。
投資家の限界
「有限な地球上で富の永続的な成長を期待する人は、頭のおかしな人か経済学者のどちらかです。」
理解しようとしている特定のシステムの限界について検討することは非常に役に立つ。
株式市場の投資家にとっての現実的にあり得る限界について3つ紹介する。
第一の限界
株式市場は経済が長い時間枠で成長するよりも、はやく成長することはできない。
上場企業は経済の一部であり、そのかなりの部分の時間の経過とともに、他の企業よりもはるかにはやく成長した場合、最終的には株式市場が経済になるためこの説明は必ず真実である必要がある。
したがって、株式市場の収益または利益が将来どのくらい成長する可能性があるかを考えたい場合、考慮すべき本当に良い指標はGDPの成長である。
第二の限界
第一の限界に関連するものがある。株式市場では、企業の配当の合計を超えたリターンを出すことはできない。価格の上昇を含めるべきだと主張するかもしれないが、集団の中の投資家にとってはそうではない。
自分が会社Aの株を売るとき、別の投資家が自分に同じ金額を支払う。
したがって、売買はある投資家から別の投資家への価値の移転に過ぎず、集団全体を豊かにするわけではない。
一方、配当は消費者から投資家への価値の移転で実際には投資家全体を豊かにしている。
配当が集団として投資家を豊かにしている唯一のものである場合、S&P500が現在1.3%の配当を持っているのに対し、多くのヘッジファンドマネージャーは2%以上の手数料を持っているのは興味深いことである。
こんなことで誰がこれから再び金持ちになっていくだろうか。
第三の限界
チャーリーマンガーは、総資産利益率は特定の投資から期待できる収益を制限する重要な要素であると述べている。
「ビジネスが40年間で6%の資本を獲得し、その40年間それを保持している場合、最初に大幅な割引で購入したとしても、6%収益と大差はない。」
投資関連 おすすめ書籍
コメント