株は安く買って高く売る(かぶはやすくかってたかくうる)
あなたは投資の基本を忘れてはいませんか?
「まだ上がると思って買ったら天井だった」
「天井だと思って売ったら、そこから10倍になってしまった」
基本とはわかっていても思い通りにいかないのが株式投資の難しいところ。
いったいどうすればいいの??
株は安く買って高く売る
「株は安く買って高く売る」
この相場の格言は、株式投資の基本をとてもシンプルに表しています!
株を安く買って、その後株価が上昇した時に売却することで利益を得ることができます。この差額が投資家の利益となります。
株価は常に変動していますが、投資家は将来的に価格が上昇すると予測される銘柄を安く購入し、その予測が正しければ高値で売却することができます!
株価が下がると予測される場合、その銘柄を持ち続けるリスクを避けるために早めに売却することも考えられます。
このように、投資家は損失を最小化し、利益を最大化するための戦略を立てることになります。
「株を安く買って高く売る」という相場の格言は、投資の基本をシンプルに表し、投資家が市場で成功するための戦略や判断を行う際の基本的なガイドラインとなります!
なぜ多くの投資家は高く買って安く売っちゃうの?
「まだ上がると思って買ったら天井だった」
「天井だと思って売ったら、そこから10倍になってしまった」
残念なことに多くの投資家が「安く買って高く売る」という基本原則通りに行動することができません。
いったいどうしてこんなにシンプルなことが実践できないのでしょうか?
そこにはいくつかの理由があります!
感情の影響
人間の感情、特に欲と恐怖は、投資判断において大きな影響を及ぼすことがよくあります。例えば、株価が下落すると、更なる下落を恐れて急いで売却してしまうことがあります。
「天まで伸びる木はない」
「もうはまだなりまだはもうなり」
情報の非対称性
情報の非対称性とは、持っている情報の質や量が人によって偏りがあるということです。
全員が全員最速で最高の情報を最大限持っているというわけではないということです。
あの人はなぜあんな情報を誰よりも早く入手できるんだ!
市場の予測の困難さ
株価の動きを正確に予測するのは非常に難しく、多くの専門家でさえも未来の市場の動きを正確に予測することはできません。
短期的な視点
短期的な利益を追求するあまり、長期的な視点を失い、適切なタイミングでの売買ができないことがあります。
一時的に急騰したから天井で売ったつもりが、数年後に見てみたら何倍にも上がっていたなんてことありますよね?
バンドワゴン効果
バンドワゴン効果とは、ある選択を支持する人が多いほど、その選択に対する支持がより強くなる現象のことを言います。
投資で言えば、他の人たちが買っているからという理由で、なにも考えずに同じ銘柄を買うことです。人は集団の動きに流されやすいという性質があります。
投資では常に人の逆を行かなければだめなのです。
「人の行く裏に道あり花の山」
「麦わら帽子は冬に買え」
「友なき方へ行くべし」
「相場師は孤独を愛す」
「人が売るときに買い、人が買うときには売れ」
「株というものは高いときには最上に、安いときには最低に見えるものだ」
過去の結果に囚われる
過去の成功や失敗に囚われ、現在や未来の市場状況を適切に評価できないことがあります。
ヒューリスティック、経験則と言ったバイアスです。
これらの理由から、投資家が理想的なタイミングで株を購入または売却するのは難しいと言われています。しかし、感情をコントロールし、しっかりとした研究と戦略を持つことで、これらの課題を克服することも可能です。
「安く買って高く売る」方法は?逆をしないための対策は?
先ほど述べたいくつかの原因に対してどんな対策を取ればいいのでしょうか?
原因別の対策を紹介します!
感情の影響への対策
投資計画を事前に立てておくことで、感情に流されないようにできます。また、自分の感情や行動傾向を意識し、冷静な判断を心がけることも重要です。
情報の非対称性への対策
信頼できる情報源を確保し、常に情報をアップデートしましょう。情報を収集する際の確認作業を習慣化することも大切です。
市場の予測の困難さへの対策
ダイバーシフィケーション(資産の分散投資)を行うことで、リスクを分散させましょう。また、長期的な視点を持ち、短期的な価格変動に一喜一憂しないようにする。
短期的な視点への対策
長期的な目標を設定し、その目標に基づいて投資戦略を策定しましょう。短期的な価格変動に動じないよう、定期的にポートフォリオを見直し、必要に応じて調整することが大事です。
バンドワゴン効果への対策
独自のリサーチや分析を行い、他者の動きに影響されず、自分の判断で投資しましょう。他者の意見や行動を参考にはするが、それに依存しないよう心がけることが大切です。
過去の結果に囚われるへの対策
過去の結果は参考にしても、現在や未来の投資判断の基準とはしない市場環境や情報が変わることを意識し、柔軟に戦略を調整しましょう。
これらの対策を適切に実施することで、より良い投資判断を下すことができるようになります!
思考の癖を思考ツールで避ける!
ここまでで紹介してきたこと以外にも、投資家は多くの失敗をします。
そこには感情や思考の癖といった無意識のうちについやってしまうことがあります。
こうした無意識の失敗をしないためにも「バイアス」について学んでおくと非常に役に立ちます。
また、バイアスに陥らないための対策として、メンタルモデルを学ぶことも役に立つでしょう。
メンタルモデルは思考のフレームワークです。こういう時にはこうすればよいというあらゆるパターンに対応することができます!
投資を基本から学び直す!
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